岡田将明様インタビュー｜身近な町の商店街を、もっと住みよく。【フクシマ宅建代表取締役】

岡山市奉還町に拠点を置く有限会社フクシマ宅建の代表取締役である岡田将明おかだまさあきさんにインタビューをさせていただきました。

大学時代のご学友である有限会社フクシマ宅建犬飼会長からの連絡で、生活の拠点を大阪から岡山市奉還町へ移したという岡田さん。
SNSを通して多数のフォロワーへ「奉還町で一緒にランチを食べませんか？」という発信をコツコツと続けたことで一躍有名に。

奉還町商店街に対する想いはもちろん、ご自身のマインドセットから、休日の過ごし方まで、さまざまな質問にお答えいただきました。

奉還町にきた「ご縁」

奉還町に来るきっかけは有限会社フクシマ宅建の現会長である犬飼からの連絡です。忘れもしない2019年10月20日に「うちの会社を手伝ってみない？」という電話が。僕たちは同い年で、大学時代の学友会でも一緒に活動した仲でした。

運営委員長を犬飼、イベントのプロジェクトリーダーを僕が担っていたため、学生の時から仕事を任せる・任せられるという関係ができていたようにも思います。

大学院に進むと中国へ留学し、卒業後はまず中国の航空会社に就職して関西空港に勤めたり、転職を経て日本語学校で働いたりと、外国の方々との関わりが多い環境に身を置いていました。
ちょうど日本語学校から離れようかと考えている矢先、フクシマ宅建からのオファーがきたので縁を感じてOKしました。

過去の経験が今に活きている

関西空港で働いた時期は特に上司も部下も中国人やベトナム人だったので、日本の常識にとらわれず考える癖がつきました。
外国の方には日本独特の不文律が通じないため、発言する前に「常識にとらわれていないかな？」「もっと良い方法は無いだろうか？」と考える癖がつきました。

また、日本語学校にいた頃は生徒たちの行動に対して注意する際にも、「なぜ学校内のルールを守らないといけないのか」という本質的な部分を考えるようになりました。

この「なぜ」を考えることが、多くの方と打ち解けるために必要な思考の原点だったのかもしれません。

奉還町への「想い」が芽生えたきっかけ

大阪で生活していた頃はずっとマンションに住んでいました。そして、仕事が忙しかったこともあり、毎日が職場と家の往復。今思えば、地域との関りは全くない生活でした。

「あたたかなご近所付き合い」や「地域の活性化」など、地域との関わりに対して、当時から何となくあこがれをもっていたのだと思います。

奉還町への移住をきっかけに、仕事の移動中に商店街で声をかけられたり、仲の良い方とすれ違ってご挨拶をしたり、地域との関わりは一気に増えました。
そんな生活の中で、よく知っている奉還町の皆さんとより長く一緒にいたい、奉還町をより良くしたいという想いが芽生えてきたんです。

現在、一番力を入れて取り組んでいること

2024年7月、本社オフィスが移転オープンしました。奉還町から駅元町へ移転した理由は、岡山駅西口エリアと、奉還町商店街の間にオフィスを構えることで、この2か所の架け橋になりたいと考えたからです。

1階にはワークスペース、２階にはジムが併設され、フクシマ宅建との直接的な関わりがない方でも訪れることができる場所です。

現在、特に力を入れているのは「地域のウェルビーイング向上」をコンセプトにしたジムの運営。
一カ月に一度は弊社のジムで身体のメンテナンスを兼ねてストレッチをしています。

大切にしている自分なりのマインドセット

こだわる点と、こだわらない点をはっきり分けています。よく言えば、個人の思考に捕らわれないことを意識しています。周囲の人たちがこだわりの強い人ばかりで、つい自分から譲ってしまいがちになることも…笑

また、小さなマイルストーンを意識してコツコツと行動するという努力もしています。ここで、大切なのが、「行動目標」と「結果目標」を分けて考えること。
例えばSNSで説明すると、「いいね」の数は結果目標です。「いいね」は、その日の運や人の行動次第で増減する、確実性がないこと。それで一喜一憂しても、あまり意味が無いですよね。
「一日に10投稿する」という行動目標ならば、自分が行動した場合にほぼ確実に達成できる内容です。

自分の行動次第で決まる事象に注力することで、おのずと結果もついてくるのではないかと考えています。

趣味や、休みの日の過ごし方

趣味はサウナです。実は今年、奉還町の物件の屋上にテントサウナが新設され、定期的に整いに通っています。サービスやプランを整備しているところですので、一般開放された際には是非ともご利用ください！

休みの日には、2歳の娘と水遊び三昧。この夏は海、川、プールと思いつく限りの水辺を制覇しました。やはり、妻ひとりに育児を任せるわけにはいかないですし、そんなことはできない性分なので、今後も休日は娘との時間に充てていく予定です。

奉還町でオススメのお店

「お好み焼き もり」、「とりの里 奉還町」、「餃子世界」です。
オススメしたいお店は本当に沢山あるのですが、店主のお人柄と、ご飯の美味しさ、リーズナブルさを総合するとこの3つが思い浮かびました。

どこも、店主のキャラクターが素敵です。また、「今からいけますか？！」と聞きやすいところも有難い点です。奉還町にお越しの際は是非ともお立ち寄りください。

さいごに

フクシマ宅建の活動を通し奉還町商店街の活性化に貢献する岡田さん。グローバルな視点で、岡山県内だけにとどまらない活躍を続けられており、今後も目が離せない存在です。

この度はインタビューにお答えいただきありがとうございました！